2017年4月1日以降に保険期間が始まる契約において、自動車・バイクなど全車種平均で6.9%の保険料引き下げが適用されることになります。
バイクはどのくらい下がるのか?
改定後の自賠責保険の保険料の値下げ幅(改定率)は全車種平均で6.9%の引下げとなっているが、小型二輪車(250cc超)、軽二輪自動車(総排気量125cc超250cc以下)は、36か月で20%以上の引き下げとなり、約3,000円以上お得になる計算。
二輪車のカテゴリでは原動機付き自転車については唯一、契約期間によって値上げとなっている。
安全技術の普及で交通事故件数が減少
保険料引き下げの背景としては、自動ブレーキなどの安全技術の普及で交通事故件数が減少し、交通事故死者数も併せて減少、保険金の支払いが減ったことで収支が改善傾向にあるためとなっている。
自賠責保険の基準料率は、ノーロス・ノープロフィットの原則※に基づいており、収支トントンで運営することが定められている。そのため、保険料収入と保険金の支払いが同じレベルになるように、調整が行われているため、今回の保険料金の値下がりへと繋がった。