ヤマハが世界各国で販売しているフロント二輪の「トリシティ」に、高速道路の走行も可能な155ccモデルが登場します。
2017年1月20日(金)に発売予定。排気量が155ccへと拡大したことで、よりパワフルな走りを実現。フレームも新設計となっており、足元スペースも広がりライディングポジションにゆとりが増えました。
カラーラインナップは3タイプ!!
■発売日/2017年1月20日
■メーカー希望小売価格(税8%込み)/453,600 円【主な特徴】
1)高効率燃焼に貢献するVVA※2搭載の「BLUE CORE」エンジン
高効率燃焼、高い冷却性、ロス低減の3点を照準に開発した“BLUE CORE”エンジンを搭載しました。とくに低中速側と高速側で吸気バルブの作動を切り変えるVVAは、ポート&燃焼室、最適FIセッティングとの相乗効果で優れたトルク特性と燃費に貢献しています。さらにオールアルミ製シリンダーの採用、高い冷却性と軽量化を実現。ラジエターは水温に応じた冷却水循環を行う“バイパス式サーモスタット”方式とし、暖機時間も短く燃費性を向上させています。また、オフセットシリンダー、ローラーロッカーアーム、小型ACMの採用など随所にロス低減を図りました。
※2 VVA:可変バルブシステム(Variable Valve Actuation)
2)ヤマハ独自のLMW機構と新開発フレーム
LMW機構は、旋回時にフロント二輪が車体と同調してリーン(傾斜)するヤマハ独自の軽快でスポーティなハンドリングと安定感を備える“新しい楽しさ”を実現します。「パラレログラムリンク」と「片持ちテレスコピックサスペンション」から成り、リーンさせる機能と、左右サスペンション機能を独立させ、深いバンク角と大きなハンドル切れ角をもたらします。フロントの左右独立のサスペンションは、荒れた路面などでの高いギャップ吸収性があり優れた乗り心地に貢献。車体の前後重量配分はMotoGPで培った技術を反映した50:50としたほか、燃料タンクは車両重心近くに配して自然なハンドリングに貢献させました。新開発のフレームは、155cm3の「BLUE CORE」エンジンと最適なマッチングを図ったものです。高速域でも十分な強度と剛性のバランスを確保し、足元スペースも広くなっています。加えて、構造とパターンを新開発した前後タイヤは、リヤに130mmのワイドタイヤを採用、ツインチューブ式のリアショックアブソーバーと相まって、良好な乗り心地に貢献しています。
3)高級感のあるLED ヘッドランプと余裕の収納スペース
LEDヘッドランプを採用しました。ロービーム3灯、ハイビーム2灯の構成で、LEDポジションランプと調和するフロントマスクデザインによって高級感を印象づけます。フロントには12V・DC電源付き小物入れを設け利便性を確保。シート下トランクは約23.5LでLED照明を装備しています。
4)ワンタッチ操作のパーキングブレーキ
オン・オフの状態が分り易いトグルレバー式のパーキングブレーキを採用、停止時の利便性を配慮しました。また、このパーキングブレーキはリアブレーキとは別系統の専用ドラムブレーキとなっています。